見えないところほど、大切に。——大商が考える“床磨き工事の本当の価値”
こんにちは、株式会社大商です。
今日は、私たちの仕事の中でもとくにお伝えしたいテーマがあります。
それが 「床磨き工事(下地処理を含む床仕上げ)の重要性」 について。
お客様からすると、“塗ってしまえば終わり” と思われがちな床ですが、実はその前段階こそが、工場の未来を左右する大事な仕事なんです。
床は「最後に塗ればきれいになる」わけではありません。
工場や倉庫の床は、目に見える以上に複雑な状態を抱えていることがあります。
- コンクリートの強度
- 既存塗膜の劣化
- クラックやピンホール
- 水分や油分の残留
- 温度・湿度の条件
こうした“床の個性”を正しく読み取らなければ、どれだけ優れた材料を使っても長持ちしません。
剥がれ、膨れ、クラック――
多くのトラブルの原因は、仕上げではなく 下地処理の不足 にあります。
床磨き工事は「ただ磨く作業」ではなく、
床を長持ちさせるための根本を整える、要の工程 なんです。
スマート工場が進むほど、床の精度が問われる時代に
最近では、自動車工場をはじめ、さまざまな製造現場で AGV(無人搬送車) や AMR(自律走行ロボット) が急速に普及しています。
これらの自動運転機器は、床の状況にとても敏感です。
少しの段差、ひずみ、平滑度のムラがあるだけで、
- 走行が不安定になる
- 誤作動を起こす
- 部品の搬送精度が落ちる
- 生産ライン全体の流れが止まる
といったトラブルにつながってしまいます。
つまり、スマート工場化が進むほど、床の精度は“設備の一部”と言えるほど重要になるのです。
床磨き工事は、ただ仕上げのための準備ではなく、
これからの工場運営に必要不可欠な 「インフラ整備」 といえる存在になっています。
「見えない下地」にこだわる理由
私たち大商が下地処理に強くこだわっているのは、
床の状態を正しく整えることで、お客様の現場が より安全で、より効率的に動き続ける と知っているからです。
床磨き工事では、
- 床の状態を“読む”判断力
- 必要な処理を“選ぶ”技術力
- 工程全体を理解した“段取り力”
といった、経験に裏打ちされた総合力が求められます。
見えないところですが、
実は工場全体の“未来の安定運用”を支えている工程でもあります。
大型工場こそ、床磨き工事の精度が命
とくに当社が多く手がける自動車関連の工場は、
- 床面積が広大
- 稼働を止められる時間が限られる
- 品質基準が非常に高い
という難しさがあります。
このような現場で、数ミリの狂いが後の大きなトラブルにつながることも珍しくありません。
だからこそ、床磨き工事の精度と段取りは欠かせないのです。
お客様から
「他社が断った下地でも、大商さんなら任せられる」
と言っていただけるのは、
まさにこの床磨き工事の技術力が評価されている証だと感じています。
床を磨くことは、“未来を整える”こと
床磨き工事は地味で目立たない工程ですが、
実際には 工場の安全・生産性・設備の正確な運用 を守るための、大切な仕事です。
若手職人たちにもよく伝えています。
「床磨きは、現場の“これから”を整える作業だよ」と。
見えない仕事にこそ価値がある。
そんな誇りを持てるのが、この仕事の良さです。
最後に
大商はこれからも、下地処理・床磨き工事の専門家として、
お客様の現場が長く、安全に、そして正確に動き続けるよう支えていきます。
床の不具合や工場改善の相談など、どうぞお気軽にご連絡ください。
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