LAVINA L30GS7導入しました!
LAVINA L30GS7 導入したら、トランプ関税を肌で感じました
政治が現場に直結する時代
「アメリカ大統領選」や「トランプ関税」といったニュースは、普段の生活や仕事とは遠い世界の話に思えるかもしれません。
しかし、実際には建築業界・床工事業界の現場に直接的な影響を及ぼしています。
今回、大商が新しく導入した研磨機 「LAVINA L30GS7」 も、その余波を受ける形となりました。
新しい仲間:LAVINA L30GS7

今回導入したのは、superabrasive社製のLAVINAシリーズ最新機種「L30GS7」 です。
- 30インチの大型研磨機
- プロパンガスを燃料とするため電源不要
- 大空間や電源確保が難しい現場で真価を発揮
superabrasive社は、アメリカ本社・ブルガリア工場という珍しい体制を持ち、機械とダイヤモンド工具を自社一貫で生産しています。
そのため、工具と機械の相性が抜群で、品質にブレがなく「職人が信頼できる機械」を提供してくれる数少ないメーカーです。
大商でのプロパンガス研磨機はこれで 5台目。現場からの信頼も厚く、今や欠かせない存在となっています。 [superabrasive公式サイト(外部リンク)]
導入に至った理由
今回の導入は、単なる更新ではなく「将来を見据えた投資」でした。
- 現場数に対して機械が不足することがあったため
- 複数台体制でトラブルに対応し、職人のストレスを減らすため
- 長期的に施工力を維持・拡大するため
海外製の機械は性能こそ高いものの、入荷までに時間がかかるのが常。
「現場が決まってから買う」では間に合いません。だからこそ、先を見据えた準備が必要なのです。
価格高騰の背景:トランプ関税の衝撃
導入したL30GS7は、3年前の同シリーズと比べて大幅に値上がり していました。
その理由は以下の通りです。
- インフレによるメーカー価格上昇
- 円安による為替の影響
- 燃料高による輸送コストの増大
- トランプ関税による追加税負担
特に関税による負担は大きく、税金だけで 50万円以上のコスト増 となりました。
つまり「ニュースで聞く世界の経済」が、私たち中小企業の設備投資にも直結しているのです。
泣ける出費ではありますが、これも「現実」。だからこそ、導入の決断には勇気が必要でした。
大商の決意:機械への投資は未来への投資
今回の新機械導入は、単なる設備強化に留まりません。
元請けの皆さまへ
- 施工可能な面積が拡大しました。
- 万一のトラブル時も複数台体制で対応可能です。
- より安心して現場をお任せいただける体制を整えています。
未来の仲間へ
- 10月には新しい仲間が2人加わります。
- 「暗い建築業界」というイメージを変えたい。
- 最新機械で誇れる仕事をする会社でありたい。
- 大商は今後も積極的な投資を続け、若手が安心して働ける環境をつくります。
まとめ
世界の政治や経済は、決して遠い存在ではありません。
関税や為替の影響が、私たちの現場にダイレクトに届いています。
それでも大商は、必要な投資を惜しまず、未来を見据えた設備導入で現場力を高める道を選びました。
新しい LAVINA L30GS7 と共に、お客様には「安心の施工力」を職人には「働きがいのある現場」を提供し続けてまいります。


